秋の深まりを感じる頃、2014年11月3日、仁川本部修道院聖堂において、大山 悟師
(サンスルピス会)を迎え、「共同体生活と高齢者の霊性」 をテーマに講演会が開催されました。

 
 第1講話
 
 高齢修道者と共同生活

A.共同生活における諸問題
    年齢差を含む共同体
    多国籍の共同体
    高齢者共同体

B.修道者と共同体

C.共同体とは何か
    共同体の意味
    共同体の結果
    共同体に働く力
    高齢者共同体の難しさ

D.高齢者共同体のあり方
    望ましくない共同体・・病んだ共同体 
    望ましい共同体
    高齢者共同体の21世紀における使命

E.多国籍、多文化の若者との共同体
    聖霊降臨
    多国籍であることの難しさ
    多国籍であることの有益さ
    多国籍共同体のあるべき姿
 

 
  
 第2講話  高齢修道者の霊性

A.高齢者の現状
    喪失の現実
    認知症の苦しみ
    無気力・無関心
    依存的生き方へ
    高齢者の心理

B.老いの意味と力
    老いは経験的豊かさである
    老いることは、永遠・普遍へのつながり、
      展開であり、ゆえに進歩である。
    老いは「自然のあり方」であり、次世代を
      育む知恵、力である。
    高齢者の弱さが、人間の人間としての強さ・
      特性を形成する。

C.高齢者の「輝き」と「使命」
    高齢者に託されている最後の使命(仕事)
    高齢者・老いの美しさ
      2-1.枯れ枝の美
      2-2.病人・高齢者にも「美」がある
        回復の「美しさ」
        今を維持する「美しさ」
        衰退していく「美しさ」
           バトンタッチの美しさ
           依存的生き方の美しさ
           ファイナルステージを演じる

D.高齢者の霊性・・高齢者の輝きを支える力
    人間の存在の4次元
    命の3原理
    人間と神の関係
    三位一体
    神との一致の4次元
    神との関わりの実り:愛の掟・新しい掟

E.介護の霊性
    高齢者へのケアの必要性
    介護者はキリストの愛に生きる
    介護者の人間的成熟
    介護者の霊性を高めるのは・・
 



      
             



 今回の一日研修を通して、高齢者共同体の在り方、高齢者の生き方と心の姿勢について、また高齢者の
霊性・高齢者の輝きと使命について、さらに介護者の人間的成熟と霊性を高めることの必要性について
学ぶことができました。参加者は真剣に耳を傾け聞き入っていました。今回の講演会を通して学んだこと
を明日からの生活に早速生かしていくことができるよう励んで参りたいと心新たに致しました。